善福院

栄西禅師によって開かれた広福禅寺の五箇院の一つとして、創建されたと伝えられている。現在に残る釈迦堂は建保2年(1214年)に創建された広福禅寺の本堂に当たります。
釈迦堂は桁行三間、梁間三間に裳階(もこし)を付け、寄棟造、本瓦葺とする。内部は仕切りのない一体の空間で、床を張らない土間に、上部は梁や垂木を見せた典型的な禅宗様の仏殿。嘉暦2年(1327年)の建立で、現存する鎌倉時代の禅宗様建築の中で最も古い建物の一つです。
こうした貴重な遺産を電気火災から守ることを目的として、 地震時に電気の供給を自動的に遮断する「感震ブレーカー」と火花放電を検出する「放電検出ユニット(スパーテクト)」 を設置しました。
善福院 和歌山県海南市下津町梅田271番地 [2024年12月設置]
【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)╳3台 ●感震ブレーカー╳2台
【設置場所】 庫裏
RELATION CATEGORY
関連カテゴリ
RELATION CASE STUDY